音楽を見た

溺です、お久しぶりです。気がつくと年が明けていました。全然かけてなくてほんとうに申し訳ない。これからはちゃんと書く。

 

ライブのお話をしたいと思います。レポではなく感想。ずっと下書きに貯めていたもの。

11月26日火曜日。学校から帰ってきて、必要以上に急いで準備した3時半ぐらい。その日の私は、人生で二回目のライブに行く日でした。

LAMP IN TERREN One-Man Tour "Blood"、渋谷スターラウンジ。f:id:at_liberty:20200118125352j:image

いつも26日に定期公演SEARCHをやっているスタラウだけれど、今日はツアーBloodとしてのスタラウで、特別な日だったと思います。私が初めて行ったライブはテレンの野音で、そして今回が二回目だから、初めてのライブハウスだし、初めての狭いキャパだし、なにより初めての、最前だし。

渋谷に向かうまでの時間はあまりにも短くて、スタラウについたのも最速の物販にありつけるほどに早かったです。ちょっと早すぎたかななんて思いながら、コンビニで板チョコが入っている完璧にチョコパンだろみたいなメロンパン(おいしい)を買ったり、ひたすらツイートしまくったり、テレンのメンバーらしき人を空目しては疲れたりをして、気がついたら会場の時間18:30。

確かに私は最前でした。真ちゃんサイドで、左から二番目。まだメンバーのいないステージには、今までテレンの公式のインスタのストーリーやファンの方々の投稿で見てきた通りピンクの「LAMP IN TERREN」とかかれたライトがあったし、いつもみているメンバーのギターベースドラムピアノがすぐそこにあったし、エフェクターもアンプもその上にレッドブルもあって、本当に目の前なんだなあなんて思いながら、後ろから聞こえる観客の声を聞いて待っていました。本当にこんな近くで見ていいのかと不安になったり、実はここで急にみんな死ぬんじゃないかぐらいには現実が信じられませんでした。

あっという間に19:00、開演。目の前に4人が現れて、各々楽器を担ぎ出して、演奏を始めても、やっぱり私は目の前に本人たちがいることが信じられませんでした。でもやっぱその時その場所で演奏していたのは確かにLAMP IN TERRENでしたし、ほむらの果てを1曲目にぶちかましていますし、目は会いましたし、確かに声を聞きました。

叫ぶような大さんの声に答えるように観客は腕を振り上げていたけど、私もそのつもりだったけど、私は立ち尽くしていました。「久しぶりだ」「ほむらの果てだ」「近い」「今目あった?」「いやいやいや」「いやだから近すぎる」「ああそっか、これはライブで、私は今それに参加していて、おおそうか、えっ、えっ?」「ああああサビ」思考回路が大変なことになりました。時間が進むにつれ、私も手を振り上げていましたが、それより前は銅像になっていました。2曲目はMVが上がってる曲の中でわたし的一番好きなheartbeat。2曲目にして、とどめを刺されるなどしました。「僕は“ただ”放ち続ける 君が君を見失わない光を」聞けました。“ただ”放ち続けるいただきました。最後にもう一回「光を」って言ってくれましたいただきました。ライブでやってくれる歌詞や音程のアレンジの中で好きなのが何個かあって、それが生で聞けたのも最高に良かったです。オーバーフローのコーラスとかウォイ!ウォイ!ってやつ、ダグさんが健仁さんのベースから入ってみんながそのフレーズだけで「フォー!!!!」ってなってくれるやつ、涙星群の夜のラスサビでみんなが歌うやつ、などなど、ライブだからこその楽しみもできて、ずっと私は笑顔でした。

最後にやっていたまだタイトルも発表されていない音源も配布されていない新曲がすごく印象に残っています。その前のMCも強く残っています。「生まれてきたことは業だと思う」「だからこそ、笑ってやろう 生き延びてやろう」「それが僕の、僕の唯一の……反逆」そう言ってはじまったあの曲は、LAMP IN TERRENが生み出す切なさ、美しさ、儚さ、その脆さの中にある力強さ、その全てが惜しみなく詰まっていて、言葉で表すには勿体ないほどでした。

アンコールで「何聞きたい?」なんて聞いてくださるものですから誰よりも1番に「at (liberty)!!」って言ったらほんとにやってくれました。健仁さんが「これBloodっぽくてやりたかったんだよね〜」って言ってくれて、半分夢かなあと思っていました。ちなみにこれについては多分100ツイートぐらいはしました。フォロワーのタイムラインを信じられんほどに荒らしていたことと思います。申し訳ない。でもそれぐらい嬉しかったです。

f:id:at_liberty:20200118125408j:image

ちなみにこんな感じです(伝わんねえよ)。

このあと、さらにSleep Heroismもやってくれたのがほんとに嬉しかったです。アンコールはかなり私得すぎました。へっへっへ(?)

もうMVも公開された「いつものこと」(本当はもっと前にこのブログを公開するはずだったのに……)。「僕の日常の歌だけど、あなたのことにして聞いて欲しい」と言ってはじまったあの曲は、すごく優しくて、今までにない曲調だったのでほんとにびっくりしました。「すごい」「やさしい」「あたたかい」など思いました。

ライブが全て終わったあとスタラウから出て外にて余韻を通り越し虚無となり(?)立ち尽くしていたところ、メンバーが目の前で機材を運びだして、しかもそのついでかのようにファンと話していてびっくりしました。その日私は(初の)手紙を書いていたので、今しか…と決意しがんばって大さんに話しかけました。多分、というか絶対あれは2019年1番緊張しました。アンコールat (liberty)やってくれてありがとうございます、と言ったところで声がでないぐらい号泣してしまって、かなり大さんを困らせたと思います。本当に泣きすぎて声が出てこなかったので嬉しかったから泣いてるんですと伝えるのをわすれました。ちゃんと言いたかった。でもat (liberty)大好きなんですってことは言えたし、サインも貰えて嬉しかったです。f:id:at_liberty:20200118131447j:imagef:id:at_liberty:20200118131451j:imagef:id:at_liberty:20200118131454j:image

ちなみにこんな感じです(だから伝わんねえって)。

彼らが演奏している空間、その時の渋谷スターラウンジの空間、私の感情、歓声、振り上げられた拳、全てが重なってひとつのライブとなっていると強く感じました。MCで大さんがここにいる人の声、歓声、などがあって初めてひとつのバンドとなると言っていたので、そう強く感じたのだと思うし、その通りだなと思います。オーディエンスには良くも悪くもできることがたくさんあって、それは私たちがしらないうちに理解しきっていることだと思っています。そうやってライブを作り上げていった日は、こうやって文にしたくなるほど美しい日になるとも思います。

ライブが終わってから、テレンは私の永遠だ、と思いました。大袈裟かもしれないけれど、本当にそう確信を持った自分がいました。絶対にずっと大好きでいられるし、ずっと私の一番であり続けるだろうし、どんなときもテレンの奏でられた音が寄り添っていて欲しいしそれに寄りかかっていたい、それでいてどこまでも前へ行って欲しいし、いつまでも音楽をしていて欲しい、それにいつまでもついて行きたい。勝手に私が思っているだけだし、こんなとこに書く必要ないけれど。ずっとそうでありたいなあなんて思いました。

すごく長文。なおここまで長くしたところでまるまる1ヶ月更新が止まった分は取り戻せませんので、早急に更新します。今年こそはやるぞ、やるぞ、、、、